平田まどか ZERO WORK

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「ランチボックス」

2009年女流三作家のまなざし「響きあう色とかたち」
市立小樽美術館

立体の世界は、裏が有り現実的にどのように建たせるのか、どうなっているのかと積みたてていく過程に喜びを見い出していた。偶然、屋外の公共空間での作品の制作依頼をきっかけに、好む好まざるとに関係なく様々な空間、要求、制約、そして私の個人的な要求の中で制作して行く道に入り込んでしまった。
始めは、金属にこだわっていたような気がする。どのような形にねじ伏せても許されるのではと考えていたから。そして、色を使い、素材も何でもと変化してきて、ずいぶんと色々な方々、特に職人さんにはお世話になってしまった。
モノを創ることだと思っていた私の創作の方向が空間ではと気付き、空間を変える喜びの方へとシフトしたのは、この仕事に関わって15年程したころから。その頃から、自分の身体より大きく、重いモノへの憧憬から、数の多さが加わり、ユーモアのエッセンスを色彩を施すがごとく出てきてしまった。

制作協力: フィールドクラブ株式会社
東興株式会社
sixinchJAPAN
オリジナルワークス有限会社
ハンズメイド
ゼロ・ワーク
PHOTO: 中 優樹

ランチボックス

ランチボックス

ランチボックス

ランチボックス

ランチボックス